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GIGABYTE「Z890 AORUS ELITE WIFI7 ICE」(型番:Z890 A ELITE WF7 ICE)
市場想定売価税込31,980円前後(2025年7月4日発売)
製品情報(GIGABYTE)
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ドスパラ専売のIntel Z890採用オールホワイトマザーボード
今回の撮って出しレビューでは、ドスパラ専売モデルとして今年7月より販売が開始されたゲーミングマザーボード
「Z890 AORUS ELITE WIFI7 ICE」を取り上げる。基板やヒートシンクだけでなく、スロットやコネクタに至るまで全身ホワイトカラーで統一したGIGABYTEの人気シリーズ「ICE」に属する製品で、販売価格は税込約3.2万円とIntel Z890採用モデルとしてはかなりお手頃だ。
とは言え、電源回路はデジタルTwin設計による
16+1+2フェーズで、VCORE用とVCCSA用のMOSFETには80A SPS(Smart Power Stage)を採用する充実した構成。さらにヒートパイプで連結した大型VRMヒートシンク
「VRM Thermal Armor Advanced」や、2オンス銅箔層を備えた高品質なPCBを組み合わせることで、ハイエンドCPUとの組み合わせでも安定動作を可能にしている。
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Intel Z890ゲーミングマザーボードの中ではエントリー向けの製品だが、電源回路はかなり強力。またソケットカバーもホワイトで統一する徹底ぶり
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またマザーボードの配線やレイヤ構造、スルーホールの設計にAIを活用する
「AI駆動基板設計」や、AIによるBIOS最適化技術
「HyperTuneBIOS」などの独自技術を取り入れることで、メモリは最大9,200MHzまでの高クロック動作がサポートされている。
そして拡張面を確認するとグラフィックスカード用のPCI Express(x16)スロット、SSD用のM.2スロットとも最新世代のPCI Express 5.0に対応。さらに帯域幅40GbpsのThunderbolt 4や、最新無線LAN規格Wi-Fi 7などハイエンドマザーボードに匹敵する装備を搭載する。
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AORUSイーグルが大きくデザインされたホワイトカラーのパッケージ。裏面には簡易スペックと特徴が記載されている
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その他、ワンタッチで脱着できるWi-Fiアンテナ
「WIFI EZ-Plug」、大型のグラフィックスカードをボタンを押すだけで取り外すことができる
「PCIe EZ-Latch Plus」、M.2 SSDやM.2ヒートシンクのツールレス機構
「M.2 EZ-Latch Plus」「M.2 EZ-Latch Click」など、使いやすさを追求した機能も数多く盛り込まれている。
なお同等の機能を備えたブラックのカラーバリエーションモデル
「Z890 AORUS ELITE WIFI7」(型番:Z890 A ELITE WIFI7)は2024年10月より販売が開始されている。