内部構造セッションの締めくくりとして、ケーブルマネジメント機構をチェックしておこう。縦に長く、ボックス型に近い縦長のスタイルながら、デュアルチャンバー構造ではなく、その中間に位置する内部設計。限られた容量をうまくやりくりすることで、マザーボードトレイ側で約49mm、電源ユニット搭載スペース側で約59mmの裏配線スペースを捻出している。

ただひとつ気になるのは、CPUクーラーメンテナンスホール付近を覆う、専用ドライブトレイの存在。ここにストレージを2台搭載した場合は、一部裏配線スペースが狭くなることは留意しておきたい。とは言え、背面コネクタマザーボード非対応ながら、それに匹敵するスペースの確保は、作業効率を妨げない有利な数値と言える。
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| 上段のスルーホールは、補助電源コネクタやラジエーター搭載ファンケーブルの出し入れに便利 | マザーボード縦列に沿ったメインのスルーホール |
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| 結束バンドを固定するフックは要所に装備される | マザーボード下部のヘッダピンに近いスルーホール |
組み込みに使用する付属品は、白い箱に一式がまとめて収められ、吊り下げ式電源ユニットのマウントスペース上部に収納されていた。白い箱(アクセサリボックス)のサイズは実測で幅約70mm、奥行き約155mm、厚さ約18mm。蓋を開けると、ネジ3種類、保守用パーツ3種類に加え、結束バンドやマニュアルも同梱されている。
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| 白い箱(アクセサリボックス)と紙マニュアル | |
ちなみにネジ類は自作PCではお馴染みのもので、モデル特有のネジは使用されていない。またマニュアルはAntecの製品サイトからPDFがダウンロードできるが、組み込みを進めながらの閲覧は、やはり従来の紙マニュアルの使い勝手が良い。あくまでも個人的には、PDFは購入前の事前チェックには重要な資料となり、後者は購入後の実践時に確認できる設計図というのが、それぞれの役割であると考えている。
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| 結束バンド | サイドパネル固定保守用クリップ |
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| スタンドオフ | スタンドオフソケット |
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| ワッシャー付きミリネジ | 六角インチネジ |
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| 3.5インチHDD固定用インチネジ |