既に触れた通り、同様のコンセプトで企画・販売されたMini-ITXケース・MasterBox NR200P Sakura Limited Editionよりもずいぶんとシックな装いのMasterBox 520 SAKURA Edtion。そう思わせるのはベース筐体色がホワイトであること(最も全身ピンクだと"製品がユーザーを選ぶ”ことになってしまっただろう)。そもそもホワイト系は昨今自作PC市場の流行色であり、受け入れやすさを後押ししている。
フロントパネルはプラスチック製で、シャーシには左右各4本のファスナー(ピン)で固定。パネル下部を握ってそっと引き剥がす、または樹脂製ヘラ等を使い、隙間を慎重にこじ開けて行くことで取り外しができる。
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| メッシュパネル部には桜の花びらが舞うデザインが施され、標準装備のARGBファンの発光時はより鮮やかに輪郭が強調される仕組み。下部にはCooler Masterの象徴である六角形がデザインされていた |
| パネル裏面を観察すると、金属製メッシュ(ファインメッシュ)は要所の凸部を折り曲げて固定されている事が分かる。つまり取り外しは考慮されていない |
| フロントパネルを外すと、スイッチ&アクセスポート部がむき出しになる。六角形デザインのPowerスイッチ部にはLEDが実装されており、電源ON状態で六角形周辺が発光する仕組み。なおスイッチはResetスイッチ共に一般的なタクタイルスイッチが採用されていた |
さらに見ていくと、右端のピンホールはHDDアクセスランプでホワイト色に発光。左手は3.5mmヘッドセットジャック(オーディオ+マイク)、そして左端がUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポート、右側がUSB 3.2 Gen 1 Type-Aポートが並ぶ。なおスイッチ&アクセスポート裏面からは各ケーブルが接続されており、その内訳は以下通り。
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| HD Audioピンヘッダ用コネクタ | SwitchおよびLED用のコネクタ類 |
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| USB 3.2 Gen 2 Type-C用コネクタ | USB 3.2 Gen 1 Type-A用コネクタ |