組み込みを終えたマザーボードトレイ背面の様子
構成パーツを組み終えたところで、マザーボードトレイ背面の様子をチェックしよう。通常では構成パーツを組み込みながら都度ケーブルを接続し、作業を進行させていく。しかし今回は製品の性質上、配線は最後にまとめて行った。
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裏配線スペースから各コネクタの接続を行う。CPU 8pinコネクタを筆頭に、背面コネクタ化することで格段に接続はしやすくなった
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これまでの組み込み作業と大きく異なるのが、マザーボードトレイの表面と裏面の行き来が格段に減り、明らかに作業がしやすくなっている点だろう。背面だけで接続が完結することで、自作経験の浅いライトなユーザーでもじっくりと作業を進める事ができる。付属の面ファスナーや結束バンドを上手に駆使し、配線を進めて行こう。
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裏配線スペースを上手に使った作例。これをお手本に背面コネクタマザーボードによる自作にチャレンジしてみよう(画像提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社)
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CONCEPT of MSI PROJECT ZEROを加速させるMSIの取り組み
MSIではMAG PANO M100R PZ以外でも、PC COOLER、CORSAIR、ADATA、Antecといったメーカーから発売されている対応PCケースリストを公開している。(
https://jp.msi.com/Landing/project-zero)

こちらのサイトでは、「CONCEPT of MSI PROJECT ZERO」に関する情報(主に対応製品)が随時アップデートされ、前述の協賛パートナーの状況も閲覧できるというワケだ。複数の自作PCメーカーを巻き込んだプロジェクトは、基幹PCパーツを長く製造するMSIならではの取り組みと言えよう。
総評:画期的だった「MSI PROJECT ZERO」

MSIが提唱する背面コネクタマザーボードと対応PCケース。270°パノラマ強化ガラス越しに見える内部はこれまでにない"スッキリ”とした状態で、エアフローを妨げることなく最良の環境と美しい見た目に仕上げる事ができた。まだ第1弾に過ぎないが、今後の展開に大いに期待したい。
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社