ベンチマークテスト:VALORANT
次はタクティカルシューターの人気タイトル「VALORANT」をプレイし、その際のパフォーマンスをチェックする。画質設定はできる限り高品質な設定(FPS制限はオフ)を選択、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定した。
負荷が軽いタイトルのため、4K設定でも平均300fpsオーバーと圧倒的な高フレームレートをマーク。画質設定や解像度を気にすることなく、最高レベルの快適さでプレイが楽しめる。ここはぜひ高速なゲーミング液晶を組み合わせて対戦相手に差をつけたいところだ。
ベンチマークテスト:モンスターハンターワイルズ
ゲーム系検証のラストは、人気ハンターアクションの最新作「モンスターハンターワイルズ」の公式ベンチマークテストで締めくくろう。各環境における快適さを詳細にチェックするため、グラフィックスプリセットは「最低」「低」「中」「高」「ウルトラ」のすべてを選択。アップスケーリングは「NVIDIA DLSS」、アップスケーリングモードは「バランス」、フレーム生成を「ON」にセットし、解像度はそれぞれの環境にてフルHD/WQHD/4Kの3パターンで計測を行った。
レイトレーシング機能を使用した状態でもDLSSが効いているため、4Kの「ウルトラ」でも“問題なくプレイできます”の水準をクリア。平均フレームレートも60fpsを上回り、最上級に画質を盛った4K環境でも十分遊べる水準であることが分かった。
なお、WQHDでは「ウルトラ」でも平均90fpsに迫り、「高」で平均100fpsを上回るなど安定したパフォーマンスを発揮。より滑らかなゲームプレイを追求するなら、WQHDをベースに好みのプリセットを選択するのが良さそうだ。
「Katamen-432856」の消費電力
各種ベンチマークテストが一段落したところで、「Katamen-432856」の動作中における消費電力をチェックしておこう。ストレステストの「3DMark Speed Way Stress Test」を動作させた際を高負荷時、起動後10分間何もせず放置した際の最低値をアイドル時として、それぞれワットチェッカーで計測を行った。
消費電力は最大でも331Wに留まり、フルロード中は概ね280W~290W付近を行ったり来たりと言ったところ。「Katamen-432856」は850Wの電源ユニットを搭載していることから、電力面ではかなり余裕を残している。ストレージを始め、カスタマイズでパーツを追加した場合でも不安はまったくなし。仮に長期間の利用で多少電源ユニットがヘタることがあったとしても、マージンは十分確保されている。