「VENGEANCE DDR5」シリーズの概要を確認したところで、「CMH128GX5M2B6400C42」を画像でチェックしていく。パッケージは一目でCORSAIRのメモリと分かる黄色ベースの紙パッケージを採用。容量や規格といった基本情報は全て表面で確認できるため、店頭購入の際にはチェックしておこう。
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ひっくり返した裏面は、メモリ本体に記載された型番などを直接確認できる小窓がある
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製品型番とともにシリアルNoが入ったバーコードラベルが貼られていた
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パッケージを開封するとメモリモジュールは、ブリスターパッケージに収められている
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表面をじっくり見るとヒートシンクはブラック1色ではなく、▲模様が入っているのが分かる。表面の中央には、VENGEANCEロゴが入ったシルバーカラーのプレートを装備。ヒートシンクの上面には、CORSAIRのトレードマークである帆のマークが入っている。さらに目を凝らすと、ロゴ「E」の文字にイエローカラーを配するなど、細かなこだわりを感じる作りになっているのが分かる。
続いて裏面。中央に製品型番などが入った製品ラベルが貼られている。CORSAIRのメモリは製品型番にあるVerで採用メモリのチップが判別できる。今回借り受けた「CMH128GX5M2B6400C42」はVer3.63.01で、Micron Technologyのチップを採用するようだ。なお、このラベルを剥がすと、保証が受けられなくなるので注意したい。
組み込みの際に重要なポイントになる、高さについても確認しておく。「VENGEANCE DDR5 RGB」のようにLEDバーを備えていないため、全高は端子部を含め実測値で36mm(メーカー公称値は35mm)だった。
アルミニウム製ヒートシンクを採用しつつもロープロサイズに収められているため、ほとんどのCPUクーラーと干渉する心配はない。背の高い(大型ヒートスプレッダを備えた)メモリを使用した場合、CPUクーラー側のファンポジションを上部にスライドしたりと、それなりの対応が必要になってくるが、「VENGEANCE DDR5」シリーズなら気にせず使用できるという点は大きなメリットだろう。