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ここからはRyzen X3Dシリーズが本領を発揮するゲーム系のベンチマークを進めていこう。まずは人気オンラインRPGの最新ベンチマークである「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」からだ。グラフィックス設定は“最⾼品質”で、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を⾏っている。
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グラフィックスカードの影響が大きい4K解像度でもRyzen 7 9850X3DはCore Ultra 9 285Kより約25%、フルHD解像度では63%も高いスコアを記録した。またRyzen 7 9800X3Dとの比較でも、WQHD解像度で約2%、フルHD解像度では約3%上回り、ブーストクロックが引き上げられた影響は確実にある。
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タクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege X」のベンチマーク結果を確認していこう。「総合品質」は“ウルトラ+”、レンダリングのスケールは“100”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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4K解像度やWQHD解像度でもCore Ultra 9 285Kでは、CPUがボトルネックになりフレームレートが伸び悩む。またRyzen X3Dシリーズは4K解像度やWQHD解像度ではスコアが横並びだが、フル解像度ではRyzen 7 9850X3D/9800X3DがRyzen 7 7800X3Dを約10%上回る。
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人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のスコアも確認しておこう。映像プリセットが用意されていないため、画質設定はできる限り高品質になるように設定し、144Hzのフレームレート制限は解除している。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測にはCapFremeXを使用した。
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すべての解像度で300fpsの最大フレームレート制限の影響を受けてスコアは頭打ちになる。GeForce RTX 5090のようなハイエンドグラフィックスカードで、フレームレート制限があるゲームをプレイする場合には、CPUの影響が全く無いものもあることは覚えておこう。
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アクションRPG「ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界」のベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は“バッドアス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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4K解像度やWQHD解像度でもCore Ultra 9 285Kのフレームレートは伸び悩む。またフルHD解像度ではCore Ultra 9 285Kから約33%、Ryzen 7 7800X3Dから約15%、Ryzen 7 9800X3Dから約3%フレームレートが上昇している。
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アクションRPG「スカルアンドボーンズ」のベンチマーク結果を確認していこう。「画質」は“ウルトラ”、「アップスケーリング」は“NVIDIA DLSS”、「アップスケーリングモード」は“クオリティ”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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Ryzen 7 9800X3Dとの比較ではいずれの解像度でもフレームレートは横並び。またRyzen 7 7800X3Dとの比較では約3~7%、Core Ultra 9 285Kからは15%前後と大きく上回る。
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FPSゲーム「Far Cry 6」のベンチマーク結果を確認していこう。「画質」は“最高”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。
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Ryzen 7 9800X3Dとの比較でもWQHD解像度やフルHD解像度ではRyzen 7 9850X3Dが約2%上回る。またRyzen 7 7800X3Dからは約5~10%、Core Ultra 9 285Kからは約25~60%も高いフレームレートを記録し、Zen 5アーキテクチャと第2世代3D V-Cacheの効果はかなり大きいようだ。