Ryzen 9 9950X3Dで冷却性能をチェック
TDP120WのRyzen 9 9900X3Dに対しては、静音性を維持したままその発熱を完全に抑え込むことができた「POSEIDON VISTEK ARGB 360」。続いて、TDP170WのRyzen 9000シリーズフラッグシップモデルRyzen 9 9950X3Dでも検証を進めていこう。
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16コア/32スレッドのRyzen 9 9950X3D。ブーストクロックは最大5.7GHzとかなり高めに設定されており、TDPは170Wへと50W上昇している
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「OCCT 15.0.4」の平均温度は「POSEIDON VISTEK ARGB 360」が約73.9℃、「POSEIDON ELITE ARGB 360」が約77.6℃でその差は約3.7℃。「Cinebench 2024」ではそれぞれ約76.9℃と約80.5℃でその差は約3.6℃。いずれもRyzen 9 9900X3Dから差が広がり、ハイエンドCPUでは冷却性能の違いがより顕著になる。
またファン回転数を確認すると「POSEIDON ELITE ARGB 360」は、「OCCT 15.0.4」で1,900rpm前後、「Cinebench 2024」ではフル回転の2,000rpmまで上昇しているが、POSEIDON VISTEK ARGB 360」では「OCCT 15.0.4」ではおおむね1,600~1,800rpm、「Cinebench 2024」では1,900~2,100rpmの間で推移しており、フルに回転することはなかった。騒音値も「Cinebench 2024」では46dBA前後まで上昇するが、「OCCT 15.0.4」ではおおむね40dBA前後で、「POSEIDON ELITE ARGB 360」よりも明らかに風切音が小さかった。