テストセッションのラストは電源回路の冷却性能をチェックしていこう。なおストレステストには「Cinebench 2024:30 minutes(Test Stability)」を使用し、簡易チューニングやメモリのオーバークロックをしたままで計測を行っている。
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| アイドル時のサーモグラフィ | 高負荷時のサーモグラフィ |
テスト中のPackage Powerは最大225Wまで上昇しているが、MOSFETの温度は最大64.5℃までしか上がらなかった。厳選されたパーツによる高効率な電源回路と大型VRMヒートシンクにより、オーバークロックでの動作でも冷却性能が不足することはないだろう。
これまでMSIの背面コネクタマザーボードは、エントリー寄りの製品が中心だったこともあり、ミドルレンジ以上の製品と比較するとインターフェイスや機能面でやや物足りなく感じることがあった。 一方、今回の主役である「MAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZ」は、5ギガビットLANや帯域幅320MHzのWi-Fi 7をはじめ、イマドキのマザーボードに求められる高速インターフェイスを網羅。さらにユーザーの利便性を考慮したEZ DIYや、豊富なオーバークロック機能、強力な電源回路などハイエンドモデルと比較してもほぼ遜色ない。
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さらにはんだ付けの跡を覆うアルミニウム製カバーや、PCBだけでなくメモリスロットや拡張スロット、CPUクーラー用リテンションまでホワイトで統一した外観に魅力を感じる人も多いだろう。 背面コネクタが登場した当時は対応PCケースの選択肢が限られ、裏配線スペースにも余裕がない製品も多かったことから、導入のハードルは決して低くなかった。しかし、現在では対応PCケースは着実に増加しており、選択肢も豊富に用意されている。背面コネクタのマザーボードに興味があった人はもちろん、積極的に導入を検討していなかったユーザーでもその外観や、最新機能に魅力を感じるならオススメの製品だ。
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社