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電源ユニット Noctua Seasonic 電源ユニット Noctua Seasonic

「PRIME TX-1600 Noctua Edition」の動作を各種ストレステストで検証

ここまで「PRIME TX-1600 Noctua Edition」の機能や特徴に加え、重厚な内部構造までをチェックしてきた。外部からの観察はこれにて終了し、ここからは実際にシステムに組み込んでの実動テストを進めていこう。検証にあたっては、CPUは16コア/32スレッドのAMDフラッグシップモデルRyzen 9 9950X、グラフィックスカードはNVIDIA「GeForce RTX 4080 SUPER Founders Edition」を用意。それらをASRockのAMD X870Eマザーボード「X870E Taichi」とともに組み込み、ウルトラハイエンド構成のマシンを構築している。また検証においては、システムの主要パーツに用いられる+12Vの電圧変動にフォーカス。ATX電源コネクタとCPU補助電源コネクタ、12V-2×6コネクタの3ヶ所にデジタルマルチメータを接続し、それぞれの挙動をチェックすることにした。

各種ベンチマークの詳細およびレギュレーションについては「エルミタ的ベンチマークレギュレーション」を参照のこと


16コア/32スレッド構成のZen 5アーキテクチャ採用CPUであるRyzen 9 9950Xを搭載。メモリはAMD EXPO設定により6,000MHzで動作している

グラフィックスカードはGeForce RTX 4080 SUPERを搭載するNVIDIAの純正カード「GeForce RTX 4080 SUPER Founders Edition」を組み込んだ


「GeForce RTX 4080 SUPER Founders Edition」の設定上におけるブーストクロックは2,550MHzだが、実際のフルロード時は最大2,775MHzで動作していた


Power Limitは定格比110.9％の最大355Wに設定されていた

マザーボードはX870Eチップを搭載したASRockのAMDフラッグシップモデル「X870E Taichi」を使用している

各部位の電圧計測には、三和電気計器のUSB対応デジタルマルチメータ「PC20」を使用した

「PC20」はデータ取り込みソフト「PC Link 7」に対応しており、計測データのログを保存できる

各種ストレステストで+12Vの電圧変動をチェック