冒頭でも触れたように、今回取り上げる
MSI「MAG COREFROZR AA13」は、2016年12月より販売が開始された
「CORE FROZR L」以来、約9年ぶりとなる同社の空冷・サイドフロー型CPUクーラーだ。
| MSI「GAMING」シリーズ初のCPUクーラーとして話題になった「Core Frozr L」。発売当時はブランドイメージを強く意識したデザインが特徴的で、”ゲーミング感”が前面に押し出されていた。なお想定売価は税込6,380円とやや高価(当時の記事はこちら) |
エルミタ取材班によると、前作「CORE FROZR L」の開発にはグラフィックスカードチームが携わっていたが、今回はマザーボードチームが主体となって開発を担当したという。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップ。いずれも市場想定売価は税込3,980円と、普及価格帯での勝負を挑む意欲作だ。
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| MSI「MAG COREFROZR AA13」ブラック/ホワイト 市場想定売価税込各3,980円(2025年10月3日発売) 製品情報(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社) |
前作のCORE FROZR Lは、やや装飾が派手なデザインだが、新作のMAG COREFROZR AA13は一転してシックで洗練されたイメージに変更。トップのドラゴンロゴは共通だが、派手さは影を潜めている。

代わって搭載ファンはアドレサブルRGBファンになり、鮮やかな発光で存在感がアピールされている。徐々に非発光ファン搭載モデルを選択する動きがある中で、この程度の主張は許容範囲といったところだろうか。最もアドレサブルRGBファンコネクタを接続しなければ、非発光ファンとして動作するワケだが。
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| 今や発光イルミネーションギミックは賛否の分かれるところ。一方でPCケースの新作は未だピラーレスデザインPCケースが主役であり、まだまだ魅せるPCの流れは止まりそうもない |
実機に触れる前に、スペック表からMAG COREFROZR AA13の概要を確認しておこう。対応ソケットはIntel LGA1851/1700、AMD Socket AM5/AM4で、最も使用されるであろう現行ソケットに絞られている。ちなみにMSIの社内テストにおいて、Intel Core i9-14900Kによる評価から、TDPは240Wである旨が公表されている。

外形寸法は幅121mm、奥行き73.5mm、高さ152mm。MSIの製品ページによると、搭載ファン側から反対側のリテンション末端までは94.5mmとされている。すでに触れたように、ナローデザインのヒートシンクは隣接するメモリスロットとの干渉を避けるための設計だ。この構造はMAG COREFROZR AA13に限らず、多くのサイドフロー型クーラーが採用する定番スタイルでもある。そのため、外観だけで製品を見分けるのは、もはや容易ではないかもしれない。

最後にパッケージを見ていこう。サイズは実測で幅約165mm、奥行き約100mm、高さ約200mm。カラーはブラックを基調とし、各カラーの製品画像がプリントされている。また、画像のようにパッケージを横にして縦にフタを開けるスタイルを採用しており、この方式はCPUクーラーでは比較的珍しい。
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