
ここからはRyzen 9000シリーズのハイエンドモデルRyzen 9 9900X3Dによる検証を進めていこう。マザーボードはAMD B850チップセットを搭載するMSI「B850 GAMING PLUS WIFI」で、ストレステストは「OCCT 15.0.4:CPU」と「Cinebench 2024:30 minutes(Test Stability)」を使用する。またCPU温度は「CPU (Tctl/Tdie)」、騒音値はデータログ機能を備えた騒音計アズワン「TM-103」をPCから30cmの距離に設置して計測した。
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| 12コア/24スレッドのハイエンドCPU Ryzen 9 9900X3D。TDPは120Wで、ハイエンドCPUとしては低め | |

Package Powerが135W前後で推移する「OCCT 15.0.4」では、平均温度が71.8℃、最高温度も74.4℃までしか上がらなかった。またブースト機能によってPackage Powerが160W前後まで上昇する「Cinebench 2024」でも平均温度は約77.3℃、最高温度は79.4℃で、Ryzen 9 9900X3Dについてはその発熱を完全に抑え込むことができている。

ファンの回転数を確認すると、全体的に温度が低めだった「OCCT 15.0.4」ではおおむね1,800rpm、ノイズレベルは36~37dBAの間で推移する。また「Cinebench 2024」では、ファン回転数は1,950rpm前後でほぼフルに回転している状態だが、ノイズレベルは38dBA前後で頭打ち。テスト中でも風切音が耳障りに感じることはなく、静音性は良好だった。