「MAG COREFROZR AA13」が、TDP120WのRyzen 9 9900X3Dに対しては十分な冷却性能を発揮することを確認したところで、ここからはTDP170WのRyzen 9000シリーズフラッグシップモデルRyzen 9 9950X3Dを使った検証を進めていこう。
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| Ryzen 9000シリーズのフラッグシップRyzen 9 9950X3D。TDPは170Wで、Ryzen 9 9900X3Dから50W上昇している | |

まず「OCCT 15.0.4」の結果を確認すると、Package Powerが175W前後のテスト前半は80℃前後、180~185Wで推移する中盤から後半にかけても83~86℃で、CPUが許容する95℃まではまだ10℃前後余裕がある。またブースト機能によってPackage Powerが200W前後まで上昇する「Cinebench 2024」でも平均温度は85.1℃、最高温度も86.9℃で、90℃に達することは一度もなかった。Package Powerや動作クロックが低下することもなく、MSI「MAG COREFROZR AA13」ならRyzen 9 9950X3Dの性能を十分に引き出すことができるだろう。

ファンの回転数はいずれのテストでもほぼ最大回転となる1,950rpm前後まで上昇している。ただし、ノイズレベルは38dBA前後で、やはりバラック状態でも風切音が気になることはなかった。