合計50枚のアルミニウム製放熱フィンにはヒートパイプが貫通し、受熱ベースプレートが装着されている。この2つを一緒に解説するのは、
「CPUダイレクトタッチ(C.D.C.)ヒートパイプ」が採用されているからだ。
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| 受熱ベースプレートを確認すると、上部は段差を設けたヒートシンク形状とし、冷却性能の向上を期待させる。また両サイドにはIntel系のリテンションがネジ留めされていた |

そして受熱ベースプレートの裏面を見ると、4本の銅製ヒートパイプは受熱ベースプレート部分でCPUに直接接触し、熱伝導の効率化が図られている。そしてあらかじめ格子状にグリスが塗布されており、塗布ムラを防いで密着性が高められている。

次にヒートシンクを真横から見ると、4本のヒートパイプは左右均等に振り分けられ、アルミニウム製放熱フィンに貫通している様子がわかる。冷却性能を高めるには、接合部分の密着率が重要で、加工精度が重要視されるポイントと言われている。
高密度フィン採用のヒートシンクに搭載されるのが、120mmアドレサブルRGBファン
「CycloBlade 7」だ。国内代理店、株式会社アスクの製品サイトによると、軸受けに採用されるライフルベアリングは製品寿命(40℃環境で4万時間)のみならず、静音性を高める性格の冷却ファンとされる。

スペックを確認すると、回転数は510~2,070rpm±200rpm(10%)のPWM対応。さらに、騒音値30.11dBA(最大34.1dBA)、風量62.6CFM、静圧2.36mmH2Oとされ、MSI製品のために設計された専用アプリケーション「MSI Center」を使う事で、ライティングエフェクトのカスタマイズに対応する。 なお乳白色のブレードは計7枚で、外周をリング状にした
「ハイブリッドブレード設計」によるリングブレードファンを採用。構造上の変形をを抑え、さらにチップクリアランスを狭めることで、高静圧・低騒音が両立できる。
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| 参考までに前作「Core Frozr L」搭載ファンは500~1,800rpm±15%、騒音値17.2~33.6dBA、風量19.79~71.27CFM、静圧0.16~2.09mmH2Oだった |