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次は同様に長時間のループ実行に対応したゲーム系ベンチマークから、より負荷の大きい「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」の公式ベンチマークを実行する。グラフィックス設定は「高品質」をベースに最も負荷がかかるように項目を選択しつつ、解像度は3,840×2,160ドットに設定。テスト時間はこれまで同様の30分間だ。 テスト中の消費電力は概ね680~720Wで推移しており、最大で778Wだった。システム負荷率にして約65%と、3DMark実行時に近い負荷がかかっていた。
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ATXとCPUの変動はごくわずかで、ほとんど誤差と言っていいレベル。最も変動が大きいのはGPUだが、それでも最大で1%に過ぎない。フルロード中のグラフ変動にもある程度のパターンがあり、極めて安定して動作していることが窺える。
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最後はハンティングアクション「モンスターハンターワイルズ」の公式ベンチマークテストを動作させ、検証セッションを締めくくろう。グラフィックスプリセットの“ウルトラ”をベースにフレーム生成はON、レイトレーシングを“高”、解像度は3,840×2,160ドットに設定し、30分間に達するまでループで実行した。 テスト中の消費電力は600~640W程度で推移しており、最大で705Wと言ったところ。システム負荷率は60%未満に収まっていた。
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ATXはこれまで同様に、+0.02V/-0.01Vというほぼ誤差のような変動に留まっていた。CPUも0.5%未満の上振れのみで、極まった安定性を示している。最も変動の大きいGPUですら、最大でも1%未満の下振れのみ。モンスターハンターワイルズのように比較的重めのタイトルにおいても、動作中の安定した出力電圧の維持が可能なようだ。
「YT1200」の製品ページを確認すると、以前の製品とは異なり“Powered by Seasonic”のワードはなく、どうやら製造元が変更されているようだ。その点がやや気がかりだったものの、実際に検証を進めてみるとまったく問題はなし。各種テストを通して電圧変動はかなり少なめで、ここまでブレのない挙動を示す電源ユニットも珍しい。厳格な電圧レギュレーション下で動作しており、安定性の高さは同クラス製品の中でもかなり高水準と言える。
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また、高品質コンポーネントに裏打ちされた信頼性についても期待大、10年保証を背景にした長期間運用にも不安はない。Cybeneticsの静音認証を取得した静粛な動作もトピックで、他のパーツを差し置いて電源ユニットが騒音源になる心配はないだろう。 それでいて価格は控えめとくれば、コストを意識しつつも品質に過度の妥協はしたくないという向きにピッタリ。また一つミドルレンジ帯に注目の選択肢が加わった格好で、PC COOLER(CPS)の電源ユニットがさらに知名度を高めるキッカケになる製品かもしれない。
提供:株式会社サイズ PC COOLER(CPS)