続いて「ZEFT R60YR」のサイドパネルを取り外し、内部に組み込まれているパーツのチェックを進めていく。編集部に届けられた評価機は、あえてカスタマイズオプションを適用しない、基本構成そのままの状態になっていた。
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「ZEFT R60YR」が基本構成に採用しているCPUは、6コア/12スレッドかつ最大5GHz動作に対応する
AMD Ryzen 5 8500Gだ。iGPUとしてRadeon 740Mが統合されたAPUであることから、「グラフィックスカードを搭載しているのになぜAPUを?」と疑問に思う人もいるだろう。 これはRyzen 5 8500Gが“最安の6コアCPU”であることを評価されてのこと。ある程度のパフォーマンスを確保しつつできるだけコストを抑えたいという、相反するニーズの間でうまくバランスをとった、絶妙なチョイスと言える。
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| 実用的なパフォーマンスを確保するために、最安の6コアCPUとしてチョイスされたRyzen 5 8500G。CPUクーラーはトップフローの純正クーラーが装着されていた |
また、Ryzen 5 8500GはTDP65Wとそれほど発熱が大きくないことから、クーラーはCPU付属の「Wraith Stealth」がそのまま採用されている。 ちなみにカスタマイズメニューでは、Ryzen 7 9800X3DやRyzen 9 9900X3Dといった“ゲーミングCPU”も選択可能。ただしこうしたCPUにはクーラーが付属していないため、別途CPUクーラーの追加も必要になる点は覚えておこう。
「ZEFT R60YR」に標準採用されているGPUはメモリ8GB版のGeForce RTX 5060 Tiで、評価機には
ASUS「PRIME-RTX5060TI-O8G」が組み込まれていた。
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最大2,647MHzで動作するオーバークロック仕様のカードで、冷却機構として3連ファンクーラーを装備。冷却ファンには、高耐久かつ大風量のAxial-techファンが採用されている。 メモリはGDDR7 8GBを実装。インターフェイスはDisplayPort 2.1b×3とHDMI 2.1b×1の4系統を備えている。補助電源は8pin×1仕様だ。
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| カード全長は304mmのため、十分な余裕をもって組み込まれている。補助電源ケーブルも強固に固定されており、輸送時などに脱落する心配はなさそうだ |
なお、カスタマイズメニューには多数のバリエーションが用意。電源ユニットを変更する必要があるものの、Geforce RTX 5080やGeForce RTX 5070 Ti、Radeon RX 9070 XTといったGPU搭載モデルを選択できる。 ただし「Mirage 4 ARGB」の拡張カードクリアランスは325mmまでのため、一部の大型カードは搭載不可。どうしてもという場合は、PCケースも合わせて変更する必要がある。