システムの要でもあるマザーボードは、AMD B850チップを採用する
ASRock「B850M-X WiFi R2.0」が組み込まれていた。低価格ながら2.5ギガビットLANとWi-Fi 6Eに対応した、コストパフォーマンスに優れたMicroATXマザーボードだ。
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電源回路は6+1+1フェーズ構成で、VCore用のMOSFETにはDr.MOSを採用。メモリスロットはDDR5-8200MHz対応の2基(最大128GB)で、ストレージはヒートシンク付きのPCI Express 5.0(x4)対応M.2スロットを搭載。拡張スロットにもPCI Express 5.0対応スロットを備えている。 ちなみにカスタマイズメニューでは、上位チップを採用するGIGABYTE「X870M A ELITE WF7 ICE」など、同じMicroATXフォームファクタのマザーボードが選択可能。ATXモデルを選びたい場合は、ベースになっているPCケースの変更が必要だ。
「ZEFT R60YR」のメモリは、Crucial製のDDR5 16GBモジュール
「CT16G56C46U5」。JEDEC準拠の定格動作で5,600MHzに対応するメモリで、1枚のみのシングルチャネル構成で組み込まれていた。
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最新のゲームタイトルをバリバリプレイしたい向きには、できればメモリの増量およびデュアルチャネル構成を選択したいところ。しかし冒頭触れたようにメモリの価格高騰により、カスタマイズオプションもかなり高価になってしまっている点はネック。アップグレードの有無については、予算を考慮しつつ熟考したい。
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| 「B850M-X WiFi R2.0」のメモリスロットは2本。基本構成ママであれば問題ないが、将来的に4枚構成に増設したい場合はマザーボードを変更する必要がある |
「ZEFT R60YR」の基本構成で選択されているのは、PCI Express 4.0(x4)に対応するWestern Digital「WD_Black SN7100」シリーズの1TBモデル。ただし評価機には出荷時期の影響か、同等品として
「WD_Black SN770」シリーズの1TBモデル「WDS100T3X0E」が組み込まれていた。
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なお、カスタマイズメニューではPCI Express 5.0対応のSSDも選択可能。「B850M-X WiFi R2.0」に標準装備されたヒートシンクでは放熱性能がやや心配なものの、より上位のマザーボードを選択した場合などは、カスタマイズを検討するのも大いにアリだろう。
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| 「Mirage 4 ARGB」の裏配線スペースに搭載されているストレージブラケット |
ちなみにPCケースの「Mirage 4 ARGB」は、3.5インチ×1および2.5インチ×2を搭載可能なストレージブラケットを備えている。基本構成ではM.2 SSDが1基のみのため、別途データ保存用として大容量HDDを追加するのもいいだろう。
「ZEFT R60YR」は電源ユニットとして80PLUS BRONZE認証の650Wモデルを搭載しており、どのモデルが組み込まれるかは出荷時期によって異なる場合がある。今回受領した評価機には、
COUGAR「ATLAS 650」が組み込まれていた。 ケーブル直結式の電源ユニットで、日本製の105℃コンデンサ、120mm径の静音ファンなどを搭載。信頼性を考慮しつつ、コストパフォーマンスを意識したチョイスになっているようだ。
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| ケーブルは直結式のため、未使用のコネクタはすべて裏配線スペースにまとめられている |
なお、電源容量はグラフィックスカードのカスタマイズと連動しており、消費電力次第では変更が必要になる場合がある。余裕のない構成ではカスタマイズ診断により変更を促されるため、その際はより大容量の製品をチョイスしよう。