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| ASRock「Phantom Gaming 360 LCD」(型番:90-APGA36-BAAGA5) 市場想定売価税込33,480円(2026年3月19日発売) 製品情報(ASRock) |
マザーボードにはじまり、2018年3月(国内発売は4月)にはグラフィックスカード、2024年11月(国内発売は12月)には電源ユニットを投入するなど、基幹PCパーツのラインナップを着実に増やしているASRock。そんな同社が新たな一手として、CES 2026に合わせて発表したのがオールインワン型水冷ユニットへの参入だ。
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| ASRockは、CES 2026に合わせてオールインワン型水冷ユニットへの参入を発表。プライベートブースでは実機も展示された | |
イマドキのハイエンドCPUは、AMD、Intelとも電力・電圧やCPU温度に余裕がある場合に、自動的にクロックを引き上げるブースト機能を実装している。そのためCPUの性能を最大限に引き出すには、マザーボードの電源回路はもちろんのこと、冷却機構も極めて重要になる。
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| CES 2026に続いて開催された国内イベント「ASRockファンミーティング2026」では、ASRock 原口氏によるオールインワン型水冷ユニットへの参入理由や解説が行われた | |
そこで同社では、これまでマザーボードやグラフィックスカードの開発で培ってきたノウハウを活かし、「CPUの性能を最大限に引き出すことができる最高のオールインワン型水冷ユニットを届けたい」という思想を具現化すべく、開発プロジェクトが進められたという。 コンシューマ向けの製品ラインナップは、マザーボードやグラフィックスカード、電源ユニットと同様、最高峰の性能を謳う「Taichi」を筆頭に、ハイエンドゲーマー向けの「Phantom Gaming」、高耐久な「Steel Legend」、コストパフォーマンスを重視した「Challenger」、エントリーグレードの「PRO」の5シリーズ展開。外観デザインもそれぞれのシリーズを踏襲しており、統一したデザインのPCを組み上げることができるようになっている。
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| コンシューマ向け5シリーズに加えて、ワークステーション向け「WS」の計6シリーズを投入することからも、ASRockのオールインワン型水冷ユニットにかける“本気度”をうかがい知ることができる |
(2026.01.11 22:00 更新)
(2026.01.18 10:11 更新)
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そんなASRockのオールインワン型水冷ユニットの中で、アッパーミドルに位置づけられるのが今回の主役
「Phantom Gaming 360 LCD」だ。ウォーターブロックには、3.4インチのフルカラーIPSディスプレイを搭載したカバーを実装。システム情報のリアルタイム表示に加え、専用アプリ「Polychrome DISPLAY」を介して、好みの画像や動画など、表示内容を自由にカスタマイズできる。
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冷却の要となるラジエーターには、一般的な27mm厚モデルに比べて放熱面積が20%向上した32mm厚の360mmサイズラジエーターを採用。ポンプユニットには高性能な
「3相・6スロット・4極モーター」を内蔵し、フィンの厚さ0.08mm、フィン間隔0.1mmの精密加工を施した
「超高密度マイクロフィン構造」の大型銅製ベースプレートを搭載する。さらにクーラント液をマイクロフィンに均一に流す
「デュアルサイドインレット構造」や、高い熱伝導効率を備えた
「Therm-X1 サーマルグリス」を組み合わせることで、最大TDP360Wまで対応する優れた冷却性能が謳われている。
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そして、オールインワン型水冷ユニットの欠点とされる周辺エアフロー対策として、ウォーターブロックには
「電源回路冷却ファン」を内蔵。ラジエーターファンには、気密性に優れ、煩雑になりがちなケーブルを最小限に抑えることができるフレーム一体型の
「360° Halo ARGB Fan」がプリインストールされている。
「Polychrome RGB」に加えて、定番ライティング管理ソフト
「SignalRGB」にも対応するアドレサブルRGB LEDイルミネーション機能も、魅せるPCの構築には欠かせない要素だろう。
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| 「Phantom Gaming」のテーマカラーでもあるブラックとパープルをベースにしたパッケージ。サイズは実測で幅約415mm、奥行き約225mm、高さ約135mm | |
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| 製品は、パーツごとの名称が記載されたブラックの段ボールに保護された状態で整然と収納されていた |
対応ソケットはAMD Socket AM5/AM4、Intel LGA1851/1700で、現行のプラットフォームに対応。また車載グレードのポンプユニットをはじめとした高品質パーツや精密な設計により、オールインワン型水冷ユニットとしては最長クラスの6年間(液晶ディスプレイは2年間)の長期保証が提供されるのも大きな特徴だ。
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