電力制限を解除した状態で冷却性能をチェック
「Phantom Gaming 360 LCD」なら、Core Ultra 9 285KのPL1/PL2=250W設定でもまだ余力が残されていた。そこで、Power Limitが事実上無制限になるPL1/PL2=4095.95Wにした場合でも冷却性能をチェックしていこう。
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PL1/PL2とも事実上無制限になる4095.95Wに設定した
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「Cinebench 2026」ではほとんどPackage Powerが変わらず、CPU温度も平均71℃で大きな違いは見られなかった。一方、「OCCT 16.0.2」ではPackage Powerは300W~310Wへと大幅に上昇。しかし、CPUの温度は平均94℃、最大でも97℃で頭打ちになり、CPUが許容する105℃に達することは一度もなかった。この結果を見る限り「Phantom Gaming 360 LCD」なら、CPUのブースト状態でも完全にCPUの発熱を抑えることができる。
ファンの回転数とノイズについてはPL1/PL2=250Wの時とほぼ同じ結果になった。
性能・機能・コスパを全方位で満たした、ASRock初のAIO水冷
今回は、ASRockが満を持して投入した初のオールインワン型水冷ユニット「Phantom Gaming 360 LCD」の検証を進めてきた。32mm厚の肉厚ラジエーターと高性能ポンプによる冷却性能は秀逸の一言だ。Core Ultra 9 285Kの定格運用はもとより、電力制限を解除した過酷な条件下でも100℃に達することはなく、狙い通り、ブースト時でも発熱を完璧に抑え込むことができた。 CPUのポテンシャルを限界まで引き出しつつ、常用したいというユーザーの期待にしっかりと応えてくれる。
ビジュアル面も抜かりはない。3.4インチの大型IPSディスプレイや、合計100灯を超えるARGB LEDによるイルミネーションは、ピラーレスPCケースを用いた「魅せるPC」との相性は抜群。さらに回転数を細かく制御できる「電源回路冷却ファン」のおかげで、ノイズを抑えつつ周辺パーツを効率よく冷やすことができる。
また高品質なコンポーネントと精密な設計に裏打ちされた最長クラスの6年間(液晶は2年間)という長期保証も、安定性や信頼性を重視するユーザーにとって、購入を検討するモチベーションになるはずだ。
これだけの機能と長期保証を提供しながら、価格は税込33,480円と戦略的。ASRock初のオールインワン型水冷ユニットとして、性能・機能ともに完成度の高い製品に仕上がっている。
提供:ASRock