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| SAPPHIRE「NITRO+ B850A WIFI 7」(型番:N-B850A/52123-03-40G) 市場想定売価税込29,800円(2025年12月5日発売) 製品情報(SAPPHIRE) |
RadeonグラフィックスカードのトップメーカーであるSAPPHIREだが、2012年頃まではAMDプラットフォームを中心にコンシューマ向けマザーボードを展開していたのはご存知だろうか。しかし、その後マザーボード事業は縮小傾向で、組み込み向けや一部中国市場向けの製品を展開するに留まっていた。
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| エルミタの過去記事をチェックしたところ2012年10月のSocket FM2マザーボード「Pure Platinum A85X」が、SAPPHIRE製マザーボードの最後の記事だった |
そんな同社が満を持してコンシューマ向けマザーボード市場への再参入を発表したのが、今年5月の
COMPUTEX TAIPEI 2025でのこと。南港展覧館のメイン会場近くにあるレストランを借り切ったプライベートブースには、AMD X870Eチップセットを採用した最上位モデル「NITRO+ 870EA WIFI PhantomLink」を筆頭に計8モデルのマザーボードが展示されていた。
(2025.05.23 08:00 更新)
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| 今回の主役である「NITRO+ B850A WIFI 7」の開発中サンプルも展示。パッと見は製品版と変わらずほぼ完成品に近い状態だったようだ |
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| グローバルリリースでは発表のなかった最上位モデル「NITRO+ 870EA WIFI PhantomLink」を含めて8モデルが展示されていた | |
さらに2025年9月には
グローバルリリースにて計6モデルが正式発表。そして国内市場向けには、以下の5モデルがまもなく投入される予定という。
(Socket AM5/AMD B850/ATX)
(Socket AM5/AMD B850/ATX)
(Socket AM5/AMD B850/MicroATX)
(Socket AM5/AMD B850/MicroATX)
(Socket AM5/AMD B850/MicroATX)
続いて今回の主役である
「NITRO+ B850A WIFI 7」について紹介をしていこう。SAPPHIREのハイエンドゲーミング「NITRO+」シリーズに属するSocket AM5マザーボードで、復帰第1弾として発表された6モデルの中では最上位の製品になる。とは言え、チップセットはAMD B850のため、実際の立ち位置はミドルレンジクラスのゲーミングマザーボードになるだろう。 カラーは基板がブラック、ヒートシンクはシルバーで統一されており、「NITRO+」シリーズのグラフィックスカードと同じ三角格子模様やソリッドなデザインのヒートシンクを採用している。以前詳細検証をお届けした
「NITRO+ Radeon RX 9070 XT GAMING OC 16GB GDDR6」などを組み合わせれば、見た目にも統一感のあるPCを構築できるだろう。
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| 基板、ヒートシンクの両方に広く三角格子の模様がデザインされた「NITRO+ B850A WIFI 7」。また要所には「NITRO+」のロゴもあしらわれている |
主なスペックを確認しておくと、電源回路は55A DrMOSによる12+2+1フェーズ構成で、冷却用にアルミニウム製の大型VRMヒートシンクを搭載。またAMD EXPO対応のメモリスロットは最大8,000MHzまでのオーバークロックメモリのサポートが謳われている。
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| 電源回路には2ブロック構成の大型VRMヒートシンクを搭載。またソケットカバーは最近では珍しいクリア仕様だった |
もちろんグラフィックスカード向けのPCI Express(x16)と最上段のM.2スロットは、ともにPCI Express 5.0に対応。さらに3基のM.2スロットにはすべてヒートシンクが標準装備され、サーマルスロットリングによる速度低下を抑えることができる。加えて、ネットワークも2.5ギガビットLANとWi-Fi 7を搭載するなど基本スペックは充実している
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| ブラックを基調に「NITRO+」のロゴがあしらわれたパッケージ。背面には製品と独自機能やリアインターフェイスの解説が記載されている |
ただし、USBについては帯域幅10GbpsのUSB 3.2 Gen 2までの対応になる。ハイエンドゲーミング「NITRO+」シリーズに属する製品ということで、帯域幅40GbpsのUSB4もしくは帯域幅20GbpsのUSB 3.2 Gen 2x2 Type-Cポートがあればなお良かった。
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