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オーディオオーディオ

アンプはハイブリッド構造、USB DACは抵抗誤差極小の超小型モジュール採用

Oriolusブランドの真空管ヘッドホンアンプ「OA-JC5」と、真空管搭載USB DAC「OA-JC3」が千石電商秋葉原本店にて展示デモ中。製品は10月下旬に発売予定とされている。予価は税込24,200円から。

Oriolusブランドによる真空管を搭載した簡易DIYキットJOYCRAFTシリーズの新モデル。デジタルパワーアンプ「OA-JC1」およびFMラジオチューナー「OA-JC2」に続くバリエーションで、店頭ではそれらをスタックさせた“四重塔”構造での展示デモが行われている。

「OA-JC5」は、前段に伝統的な12AU7真空管、後段に2SA1943および2SC5200トランジスタを配置したハイブリッド構成のヘッドホンアンプ。前後で異なる回路構成としたことで、ノイズレスで緻密な信号増幅を可能にしたとのこと。USB PD給電（20V/2.5Aが最適）で動作する。予価は税込24,200円。

「OA-JC3」は、Oriolusブランドでは初という真空管搭載のR2R型USB DAC。シンプルな方式ながら製造に高い精度が求められるラダー構造のDACで、抵抗誤差を0.1％以内に抑えた超小型モジュールが採用されている。また、増幅部に12AU7真空管を採用して中音域のディテールを高め、豊かで滑らかな音色を表現しているとのこと。こちらの予価は税込28,600円。いずれも各種部品は基板に実装済みのため、はんだ付け工作は不要。真空管の取り付けとアクリルケースの組み立てのみが必要な、簡易DIYキットになっている。