8オペレータのソフトウェアFM音源を使用、スタックすれば発音数が増加
MiniDVテープサイズのコンパクト設計を採用したMIDI音源デバイス
「すーぱーおくてっと！」が家電のケンちゃんに入荷している。技術系サークルのfèngによる同人ハードウェアで、価格は税込26,000円。
音源部に8オペレータのソフトウェアFM音源を使用した、USB Type-C接続のMIDI音源デバイス（GM Level1に一部準拠）。ドライバ不要で認識される手軽さも特徴の一つで、最大32和音（メロディ24音/リズム8音）を鳴らすことができる。
また、MMX(Multi Module eXtension)機能を搭載しており、スタックすることで発音数を増加させることが可能。ただし本製品を複数個購入してのスタックでは上部パネルと液晶モジュールが無駄になってしまうことから、「基板の単体販売を待った方がいいかもしれない」（ショップ）とのこと。
動作確認環境は、Windows 10/11、Ubuntu 22.04/24.04、MacOS X 10.4以降。本体上部には設定時などに使用する1.3型TFT液晶を搭載、側面にUSB Type-C端子および3.5mmステレオジャック（ステレオ16bit/32kHz）を備えている。電源はUSBバスパワー駆動で、外形寸法は幅66mm、奥行き48mm、厚み10mm。
なお、取り扱いに関して「MMX接続端子を短絡させないこと」「消費電流が大きく発熱するため、使用環境に注意してほしい」としている。
