いかにもJONSBOらしいミニタワーが完成
2020年7月にリリースされた
「V8」はCube型Mini-ITXケースだが、JONSBOの新作
「V9」は、MicroATXおよびMini-ITXフォームファクタに対応する、ミニタワーケースに仕上げられている。
ボディはアルミニウム製で、余分な飾りのないシンプルな外観が特徴。デザインを重視したフロントパネルは、中央下部にPowerスイッチがあるのみで、USB3.0ポートx2および音声入出力端子は右側面下にレイアウトさせた。
徹底したフラットデザインはJONSBOの得意とするところだが、魅せる需要も想定し、左サイドパネルには強化ガラスが採用されている。
ドライブベイレイアウトは、2.5インチまたは3.5インチシャドウベイx1段。冷却ファンレイアウトは、トップ120mmx2基、ボトム120mmx2基、リア90mmx1基で、いずれもオプション扱い。組み込み例の画像を確認すると、電源ユニット（SFX規格）はフロントトップに縦置きレイアウト。詳細は開示されていないが、240mmサイズラジエターをトップマウントするには、少々スペースが厳しいかもしれない。
外形寸法は幅165mm、奥行き337mm、高さ317mm、重量2.7kg。各有効スペースは、グラフィックスカードが長さ290mmまで、電源ユニットが奥行き170mmまで、CPUクーラーが高さ133mmまで。
