世界中に出荷されていくID-COOLING製PCパーツ
最後に紹介してもらったのが、1階にある倉庫エリアだ。ここには工場で使用する入荷部材のほか、パッケージングを終えた出荷前の製品がまとめて保管されていた。
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湖南省の工場から届いたヒートパイプ
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大量に保管されていたアルミニウム製ヒートシンク
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1本の長いアルミニウム製の棒を金太郎飴の要領でカットすると安価なCPUクーラーのヒートシンクになる
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日本を含むアジア圏の国々はもちろん、北米やヨーロッパなどへの出荷を待つ製品も並び、日によって量の違いはあるものの、ほぼ毎日出荷作業が行われているという。
安さだけではない、高品質なPCパーツ製造の裏側
エルミタ取材班では、これまでにもパーツ工場の取材を行ってきたが、今回まず驚かされたは工場内部が非常に清潔で整頓されていた点だ。本格稼働開始から約1年とまだ新しい工場ではあるものの、高度に自動化された設備と製造ラインが整い、そこで働く従業員の規律の取れた動きが、ID-COOLING製品の品質の高さを支えていると感じた。
中国メーカーのPCパーツは、かつて品質やデザインの面で台湾メーカーに後れを取っていると見られることも多かったが、現在では状況は大きく変わりつつある。ID-COOLING製品を実際に見て品質に疑問を抱く人は少ないだろう。特に冷却性能を左右するベースプレートの加工工程などでは、高度に機械化されたラインを活用しつつも、要所の検査が人の手と目、耳によって行われていることが確認できた。
ユーザーに安心して使える製品を届けるため、品質に直結する重要な工程は人の手によって支えられている。わずかな異音やキズも見逃さず、出荷前に確実に選別する姿勢は非常に徹底していた。パーツメーカーとしては比較的若い企業ではあるが、今後もパーツ市場を賑わす魅力的な製品の登場に大いに期待したい。
協力:ID-COOLING