ここからは「RK2-97X57」のサイドパネルを取り外し、その内部にアクセス。どのようなパーツがどのように搭載されているかを個別に見ていこう。なお、今回届けられた評価機は基本構成そのままの状態で、カスタマイズによるパーツの追加は行われていなかった。
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「流界2」シリーズは前述の通りCPUとグラフィックスカードの構成がモデルごとに固定されており、今回検証を行う「RK2-97X57」に搭載されているCPUは8コア/16スレッドのRyzen 7 9700Xだ。 CPUを変更するには「RK2-97X57」以外の別モデルを選択する必要があり(その場合は組み合わせのGPUも変わる)、他モデルではRyzen 7 9700X以外にX3DシリーズCPU搭載仕様をラインナップ。Ryzen 9 9950X3DやRyzen 7 9800X3Dのほか、もう少しコストを抑えたい向きにはRyzen 7 7800X3D搭載モデルも用意されている。
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| ウォーターブロックに備え付けられた曲面OLED。ちなみにこの手のギミックはマグネット固定が多いところ、輸送事故を防ぐために強固なネジ留め式が採用されている |
そしてそれらのCPUを冷却するのは、BTOの標準装備としては極めて珍しい、曲面OLED(有機ELディスプレイ)付きウォーターブロックを備えたストームオリジナルの水冷ユニット「ST-AIO360_LL WH」だ。解像度2,400×1,080ドットかつ画面サイズ6.8インチのOLEDには、システム情報や20種類以上用意されたテーマなどを表示できる。 また、ラジエーターは大型の360mmサイズをトップマウント。チューブは必要最小限の露出に留めるため、最短配線でウォーターブロックに接続される仕様だ。
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| トップ側に360mmラジエーターをマウント。水冷チューブは可能な限り露出を抑えつつ、最短配線で接続されている |
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先ほども触れたように、グラフィックスカードはモデルごとに固定されており、「RK2-97X57」にはデュアルファンクーラーを装備したGeForce RTX 5070搭載カードが組み込まれている。 グラフィックスカードはINNO3D製で、(以前に詳細レビューをお届けした)
「INNO3D GeForce RTX 5070 TWIN X2」のホワイトモデル「INNO3D GeForce RTX 5070 TWIN X2 OC WHITE」を背面コネクタ仕様にカスタマイズしたもの。単体で販売してもヒットになりそうなカードだが、これはストームのみに供給される特別製だ。
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| 上から覗き込むと、バックパネルの内側かつかなりスロットに近い場所に補助電源コネクタが確認できる |
補助電源ケーブルがバックプレートの内側に配線されており、正面からは視認できない“ゼロケーブル”仕様。先代の「流界」シリーズではど真ん中をケーブルが横切っていたことから、ここは最新世代における明確な進化ポイントと言えるだろう。 ちなみに「RK2-97X57」ではGPUはGeForce RTX 5070のみだが、「流界2」シリーズの他モデルにはGeForce RTX 5070 TiやGeForce RTX 5080搭載モデルも用意されている。