クーラー位置を7mmずらし、高発熱な「CCD」を効率よく冷やす
Ryzen 7000シリーズの冷却性能を改善できる、Noctua製クーラー向けのオフセットマウンタ
「Offset AM5 Mounting Bar」シリーズがオリオスペックで販売されている。4モデルのバリエーションが入荷しており、価格はいずれも税込759円。
Ryzen 7000シリーズにおける最も発熱の大きなCPUダイである「CCD」の位置に対し、CPUクーラーのベースプレート中央が真上に来るように位置を合わせることができるオフセットマウンタ。6月のリリース当初は国内代理店でも保守部品として取り扱う旨がアナウンスされていたものの、結局正規ルートでの販売が見送られた経緯がある。
製品としては、より熱源に近い位置にベースプレートの中央を合わせることで熱伝導率が向上し、1～3℃までの温度低下が見込めるというもの。以前に詳細検証を行った際は、特にツインタワータイプの大型クーラーとハイエンドCPUの組み合わせで確実な温度低下が確認できた一方で、効果が限定的だった組み合わせもあった。
【関連記事】クーラーの中心を7mmずらすと最大3℃温度が低下するという、Noctua「Offset AM5 Mounting Bar」は本当に効果があるのか（2023.06.25 更新）
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「Noctua NM-AMB15 offset AM5 mounting bars」の取り付けイメージ
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今回入荷したのは、「NH-D15(S)」「NH-D14」「NH-D9L」「NH-C14S」「NH-L9x65」に対応する
「Noctua NM-AMB12 offset AM5 mounting bars」と、そのブラックモデル（chromax.black）向けの
「Noctua NM-AMB12 chromax.black offset AM5 mounting bars」。さらに「NH-U14S」「NH-U12A」「NH-U12S」「NH-U9S」に対応する
「Noctua NM-AMB15 offset AM5 mounting bars」と、そのブラックモデル向け
「Noctua NM-AMB15 chromax.black offset AM5 mounting bars」の合計4モデル。「売れ筋クーラーの対応モデルを仕入れた」（ショップ）とのこと。
