カラーマネジメントディスプレイに匹敵する広色域表示が可能

株式会社ワコム（本社：埼玉県加須市）は2023年10月19日、プロ向け液晶ペンタブレットの新モデルとして17.3型「Wacom Cintiq Pro 17」と21.5型「Wacom® Cintiq Pro 22」を発表した。いずれも即日予約受付が開始され、10月31日までにワコムストアで予約すると特典として「Wacom Color Manager Powered by X-Rite」が進呈される。 2022年10月に発売が開始された「Wacom Cintiq Pro 27」のバリエーションモデルで、本体サイズがコンパクトになったことで設置スペースが限られる場所でも使用できるようになった。またDCI-P3カバー率99％の広色域や、10億7,374万色のカラー表示、Pantone/Pantone SkinTone認証を取得しており、カラーマネジメントディスプレイに匹敵した正確な色彩表現を可能にしている。 入力用ペンは8,192レベルの筆圧に対応する「Wacom Pro Pen 3」で、作業スタイルにあわせてグリップの太さ、サイドスイッチの有無、ペンの重心などをカスタマイズ可能。さらに10点マルチタッチ機能を搭載し、特定のジェスチャーをショートカットとして設定することができる。 「Wacom Cintiq Pro 17」の主なスペックは液晶パネルがIPS方式、コントラスト比1,000:1、輝度400cd/㎡、応答速度8ms、視野角は水平/垂直170°、読み取り分解能最高0.005mm、傾き検知レベル60°。本体サイズは幅424mm、奥行き253mm、高さ21mm、重量2.2kg。なおオプションとして高さや角度を自由に調整可能な専用スタンド「Wacom Cintiq Pro 17 Stand」が用意される。 「Wacom Cintiq Pro 22」の主なスペックは液晶パネルがIPS方式、コントラスト比1,200:1、輝度300cd/㎡、応答速度12ms、視野角は水平/垂直170°、読み取り分解能最高0.005mm、傾き検知レベル60°。本体サイズは幅517mm、奥行き312mm、高さ30mm、重量5.0kg。なおオプションとして高さや角度を自由に調整可能な専用スタンド「Wacom Cintiq Pro 22 Stand」が用意される。