技術の粋を集めて開発したハイエンド志向のコンセプトモデル第3弾

株式会社アユート（本社：東京都文京区）は2024年4月12日、qdcブランドとの共同企画によるハイエンドIEMのコンセプトモデル3製品について、新規取り扱い開始を発表した。ユニバーサルIEM「EMPEROR」とそのカスタムIEM版である「EMPEROR-C」、同じくコンセプトモデルでカスタムIEM専用のチューニングを施した「EMPRESS-C」が発売される。

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中国プロオーディオ市場におけるステージモニター用カスタムIEMトップシェアのqdcと、アユートの共同企画で誕生したIEMコンセプトモデル。ミドルレンジの「WHITE TIGER」とエントリーの「SUPERIOR」に続く第3弾モデルで、技術の粋を結集したハイエンドモデルとして新たに開発された。 5サウンドチャンネル/5wayクロスオーバー、トライブリッド15ドライバー（1DD+10BA+4EST）を搭載。静電（EST）ドライバー×4とBAドライバー×10をベースに、「Anole V14」で使用されている独自のマルチチューブフィルタリングテクノロジーが採用されている。これにより隣接周波数帯域が互いに干渉することなく調整が可能で、クロストーク抑制と正確なチューニング・位相を実現するとされる。 さらにカスタマイズされた10mm径複合材振動板の高感度超低周波ダイナミックドライバーを超低域再生用に搭載。独立した内部構造により、ダイナミックドライバーと他のドライバーとのサウンド干渉を防ぎ、左右整合性とフラットな特性を生み出している。

EMPEROR-C	EMPRESS-C

カスタムIEM 2pinコネクタ（0.78mm）によるリケーブルに対応。付属ケーブルは導体に純銀と純銅を使用したプレミアム仕様で、プラグ部はアンバランス・バランス接続が容易に切り替えられる3-in-1マルチプラグが採用されている。また、2pinコネクタ部はシェルサイズに合わせた特別な形状に成形することで、フィッティングを向上させている。