ボトム面にもトップ同様、騒音値が低い低回転でもエアフロー性能を向上させるプラスチック製のカバー
「GPU Airflow Duct」が装着されている。

そして「AIR 5400 LX-R iCUE LINK Tempered Glass」には、唯一の標準装備となる
「iCUE LINK LX120-R RGB」が3基搭載されている。カタログモデルのリバースファンで、各スペックは回転数400~2,400rpm±10%、騒音値10~37.7dBA、風量11.5~66.7CFM、静圧0.14~4.72mmH2O。軸受けは磁気ドームベアリングで、物理ベアリングに比べ静音動作と長寿命を両立している。

なお、グラフィックスカードへ直接風をより効果的に当てる「GPU Airflow Duct」は、前方のツメで固定。作業の妨げになる可能性があるため、組み込み時は一旦取り外す事をオススメする。
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| ボトム面には左側面にスライド着脱できるダストフィルター(幅約153mm、長さ約372mm)が装備される |
リアパネル上部「GPU・M/B冷却メインチャンバー」後方には120mmファン1基の増設スペースがある。まずは増設した状態をご覧いただこう。

画像のとおり、リアまわりのデザイン上、強化ガラス製の左サイドパネル「Side Tempered Glass Panel」がリアパネル側まで回り込んでいる。そのため、120mmファン増設スペースの約3分の1が宙に浮く形となり、そのままでは固定ができない。
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| 120mmファンを増設した状態(画像の120mmファンはオプション扱い) |
そこで、増設時には付属の
「Rear Fan VRM Cooling Brackets」を使用し、120mmファンを固定するための“足場”を作る必要がある。やや苦肉の策の感があるが、もしラジエーターを搭載する場合も、このブラケットが必要である事を覚えておこう。
| オプションの120mmファンに、付属の「Rear Fan VRM Cooling Brackets」 をネジ留めした状態。スチール製リアパネル側の計4カ所のネジ穴を使って固定する |
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| 一部がリアパネルまで回り込む強化ガラス製左サイドパネルを閉じた状態 |
強化ガラス製左サイドパネルを閉じると、リアパネルの通気孔から冷却ファンの一部がはみ出している事が確認できる。エアフローに強くこだわる「AIR 5400」において、ここだけはデザインが優先されている。デザインとエアフローのバランスを取る上で、最も設計者が頭を悩ませた点だったかもしれない。
次のセッションで紹介する「Combination Drive Plate」の背面に内蔵マグネットで固定されているのが
「iCUE LINK システムハブ」だ。 エルミタでも幾度となく取り上げているため、もはや詳細説明は不要だろう。要約すると、CORSAIR独自のiCUE LINK対応製品をリンクさせる専用ハブで、ケーブル1本で高度なライティングと制御を行う事ができる。検証機の「AIR 5400 LX-R iCUE LINK Tempered Glass」には、3基の冷却ファン「iCUE LINK LX120-R RGB」が搭載されているため、iCUE LINK システムハブも標準装備されているというワケだ。もちろん対応製品の拡張時にも大いに活用したい。