このモデルに限らず、近頃のPCケースは内部容積の大小を問わず、ストレージ収納力は必要最低限の装備に留められる事が多い。AIR 5400も例外では無く、3つのチャンバーに分かれた中~大型PCケースでありながら、2.5インチSSDが2台、3.5インチHDDが1台の計3台しか搭載ができない。それは言うまでもなく、ストレージの主役がマザーボードに直接実装するM.2 SSDに移行したためで、SSD自体の大容量化も手伝って、PCケース側の”負担”が減っている事を意味する。

そんな唯一の搭載スペースは、右手後方のPSU・ストレージ冷却チャンバー内。リアパネルの下段に2本のハンドスクリューで固定されている
「Combination Drive Plate」は、合計3台のドライブをひとまとめに搭載する事ができる。
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| 2.5インチSSDは底面から4本のネジ(SSD Screws/M3 x 0.5;5mm)で固定 |
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| 2.5インチSSDとは背中合わせの状態で3.5インチHDDを側面4本のネジ(Motherboard / HDD Screws/(6-32 UNC;6mm)で固定 |

2.5インチSSDおよび3.5インチHDDを搭載したところで、元の位置に戻せばいい。なお、「Combination Drive Plate」の末端と隣接する「Cable Management Tray」までは実測で約75mm(最大値)の空間が確保できている。
電源ユニットは右側面後方の「PSU・ストレージ冷却チャンバー」内に搭載する。搭載できるのは奥行き200mmまでのATX規格で、側面にモジュラー端子を配置した
「CORSAIR RMx SHIFT」電源ユニットをサポート。必要なケーブルを接続した状態でも、干渉を抑えられるだけのスペースが確保されている。

なお搭載方法は背面側から4本のインチネジで固定。冷却ファンは右側面パネル側に向けてマウントする。なお電源ユニットの有効スペースは公称で奥行き200mmまで。実際に計測してみたところ、「Cable Management Tray」までは実測で約245mm(最大値)だった。
拡張スロットはATX規格の標準である全7段。独立した拡張スロット金具には「3D Yパターン」による通気孔が設けられていた。なおグラフィックスカードの搭載スタイルは通常の水平マウントで、「FRAME 5000D」等と同じくブリッジレスタイプの採用は見送られている。
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| ちなみに拡張スロット金具について、オンラインマニュアル(ガイド)では「Rear PCIe Covers」の名称が付けられている |