ここからはパッケージから実機を取り出し、CFV235の外観をじっくりチェックしていこう。 改めて全体を眺めてみると、本機の肝となる CFV(セントラル・フローティング・ベンチレーション)構造が真っ先に目に入る。機能に基づいた設計であることは間違いないが、見た目のインパクトが強く、ひと目で“普通のケースではない”と分からせる存在感がある。

CFV構造は性能のために生まれた仕組みながら、その造形が外観の印象まで押し上げており、結果としてCFV235のキャラクター性をより強く際立たせている。
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| 上下を二分割するCFV(セントラル・フローティング・ベンチレーション)の開口部には、プラスチック製のプロテクター(plastic support holder)が前後に2箇所装着された状態で梱包されている | |
そんな個性が強いCFV235のフロントパネルには、強化ガラスが採用されている。透明度の高いクリアなガラスパネルは、前面から内部構成パーツが眺められ、LEDイルミネーションの装飾も楽しむ事ができる。
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| 右は強化ガラスパネル装着時、左は解放時の様子 |
強化ガラスパネル以外に注目してみると、シャーシが
“逆L字型”の構造になっていることが分かる。CFV235では1.5mm厚のスチールパネルを採用しており、メインチャンバーが宙に浮いたような独特のレイアウトでも、全体としての剛性は非常に高い。ハイエンドクラスのパーツをフル搭載しても、歪みやたわみを心配する必要はないだろう。 この堅牢な作りは、フロントパネルの造形からも読み取れるほどで、CFV235の“構造そのものの信頼性”をしっかり裏付けている。
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| パネルサイズは実測で幅約92mm、高さ約365mm。上下には幅約17mmのスチール製のプレートが装着されている |
ちなみに強化ガラス製フロントパネルは着脱が可能。下辺に設けられた溝を本体に掛け、上部は2つのボールスナップ式で一見にしてツールフリーだが、実際には右側の上下各2箇所のネジを取り外す必要がある。これは無用な脱落を防止するためのもので、頻繁に着脱する機会がないだけに、面倒を感じることはないだろう。
| 強化ガラス製フロントパネルを固定するネジ穴(画像は下部)。一般的には単なるツールフリーにするパターンが多いだけに、事前に把握していないと戸惑う事になりそう(出荷時、強化ガラス製左サイドパネル上部に注意書きアリ) |
スイッチおよび外部アクセスポート類は、電源ユニットキャビンの左側面前方にレイアウトされている。順番に見て行くと、右端の円形ボタンがPowerスイッチ、隣の小さな円形ボタンは「RGBボタン」で、後に紹介する「ユニバーサルファンハブ」に接続されているため、LED切り替えスイッチとして利用する。さらに音声入出力端子、USB 3.2 Gen 2x2 Type-Cポート、最後に2口のUSB 3.0 Type-Aポートが並ぶ。

CFV235は魅せる要素に重点を置くPCケースだけに、理想はデスクの上に設置したい。その場合、電源ユニットキャビン前方のレイアウトは使い勝手が良い理想のポジションだろう。一方で、やむなく床置きにした場合は、ややスイッチ操作がしにくいこと、さらに音声入出力端子にジャックを接続した場合の蹴り込みトラブルなども想定されるため、扱いには注意が必要になるかもしれない。 ちなみにスイッチ&アクセスポート背面に接続されている、ケーブルおよびコネクタは以下の通り。
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| USB 3.2 Gen 2×2 Type-Cコネクタ | USB3.0 Type-Aコネクタ |
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| F-PANEL統合コネクタ | HD Audioコネクタ |