ベンチマークテスト：モンスターハンターワールド：アイスボーン
いよいよPC版がリリースされたハンティングアクション「モンスターハンターワールド：アイスボーン」でもフレームレートを見てみよう。APIはDirectX 12を有効化し、画質プリセットは“最高”で、テクスチャ設定は“Full”。解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、ゲーム内フィールド「渡りの凍て地」の一定コースを移動した際のフレームレートを「OCAT」で取得している。なお、DLSSは有効化している。
本作は「モンスターハンター: ワールド」の大型DLCコンテンツという位置づけだが、リリースにあわせてDirectX 12 APIの解禁などいくつかの更新がなされており、最高設定では従来よりさらに負荷が重くなっている印象を受ける。新フィールドではフルHD解像度でも平均76fps、最小65fpsで、WQHD解像度では平均フレームレートが60fpsに届かない結果となった。より高精細なテクスチャも存在するが、ビデオメモリの都合もあり、適用するのであればGeForce RTX 2080 TiクラスのGPUが欲しいところ。いずれにせよ、より高いフレームレートを出すために画質設定の調整をすすめたい。
ベンチマークテスト：Call of Duty: Modern Warfare
最後に、DirectX 12対応の「Call of Duty: Modern Warfare」でも結果を見てみよう。ベンチマークは、画質がすべての項目でもっとも高くなるよう設定し、1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンで検証を実施。キャンペーンモードの「従軍」ステージ内で、一定コースを移動した際のフレームレートを「OCAT」で計測している。
フルHD解像度では平均フレームレートが112～114fps、最小フレームレートが88fpsと、かなり快適な値だ。WQHD解像度でも大きくフレームレートが落ちることはなく、平均約80fps、最小62～64fpsと、60fpsをしっかり超えてきている。GPUのターゲットであるWQHD解像度までのゲームプレイは問題なく快適にこなせる値だ。4K解像度では平均フレームレートが60fpsを下回るが、これだけ豪華なグラフィックスのゲームとしては高いフレームレートが出ており、プレイ自体に大きな支障は出ない。
