ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

続いてオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。画質設定は“最大”、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択した。なおレイトレの反射効果を“最大”、DLSSを“品質”に設定した状態でも計測を行っている。 レイトレーシングやDLSSを無効にした場合は、フルHD解像度で114fps、4K解像度でもマルチプレイの目安となる60fpsをクリアすることができた。FPSゲームやバトルロイヤルゲームほど高いフレームレートが必要ではないため、できる限り高画質な設定でゲームを楽しむといいだろう。 またレイトレーシングとDLSSを有効にした場合でも、フルHD解像度とWQHD解像度なら60fpsは楽にクリア。4K解像度では53fpsで、60fpsにやや届かないものの若干の画質調整で十分カバーすることができるだろう。

ベンチマークテスト：エーペックスレジェンド

バトルロイヤル系の人気タイトル「エーペックスレジェンド」のスコアも確認しておこう。画質設定はできるかぎり高品質な設定を選択し、リフレッシュレート制限は解除した状態で計測を実施。また解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類を選択した。 最も負荷の高い4K解像度でも162fps、WQHD解像度やフルHD解像度ではいずれも200fps後半のフレームレートを記録しており、「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と同様、「エーペックスレジェンド」をプレイする場合にも液晶ディスプレイは高リフレッシュレートな製品を組み合わせたい。

ベンチマークテスト：フォートナイト

ゲーム系ベンチマークのラストは、もう1つの人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のスコアを確認していこう。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類で、APIはDirectX 12を選択。グラフィックスクオリティは“最高”に加え、“最低”をベースに3D解像度を“100％”、描画距離を“最高”に変更したフレームレート重視のカスタム設定でも計測を行っている。 まず最高品質のスコアを確認すると、フルHD解像度で約177fps、4K解像度では約64fpsで、これまでのシューター・バトルロイヤル系のゲームに比べるとかなり処理が重いことが分かる。とは言え、マルチプレイの目安である60fpsはクリアしており、画質を重視した設定でも快適にゲームを楽しむことができる。 そしてフレームレートを重視した競技向けの設定ではフルHD解像度やWQHD解像度では約450fps、4K解像度でも約280fpsまでスコアが上昇しており、高リフレッシュレートの液晶ディスプレイの性能を活かすことができる。