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MSI「GeForce RTX 4070 GAMING X SLIM WHITE 12G」を眺める

製品の概要を把握したあとは、フォトセッションだ。スリム＆白色VGAクーラーを採用する「GeForce RTX 4070 GAMING X SLIM WHITE 12G」を外観からじっくりと眺めていこう。トリプルファンVGAクーラー「TRI FROZR 3」を採用し、クーラーカバーの側面には「Mystic Light」に対応したARGB LEDイルミネーション機能が搭載されている。カードサイズは長さ307mm、幅125mm、厚さ46mm、重量は988gで、裏面にはバックプレートが装着されていた。

トリプルファンVGAクーラー「TRI FROZR 3」。白と銀のツートンカラーデザインになっている

裏面には、銀色のバックプレートを装備する


中央ファン部のカバーには、アクリルラインが3本埋め込まれている。こちらの面にLEDギミックは搭載されていないものの、このラインが垂直配置時のワンポイントになるだろう	カード後部はファンからの風がヒートシンクを通り抜ける構造


出力端子側にはドラゴンエンブレムが描かれている	クーラーカバー側面の「msi」と「ドラゴンエンブレム」ロゴ。ARGB LEDが内蔵されている

カードの厚さは2スロット弱となる46mm

出力端子はHDMI 2.1a×1、DisplayPort 1.4a×3の4系統。ブラケットの上部には、MSIおなじみの通気口を装備

ヒートシンクのリア側。4本のヒートパイプとディフレクタを確認できる


PCケースのVGAホルダーをネジで固定するプレートも備えている	補助電源コネクタは12+4pin 12VHPWRコネクタを採用。コネクタ周辺はヒートシンクフィンが減らされているので、コネクタは挿しやすい


12VHPWRコネクタは、PCケースのサイドパネルとの干渉を抑えるため、コネクタ周辺が凹んでいる	バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16形状)

スリムになった「TRI FROZR 3」冷却システムをチェック

続いては、「GAMING SLIM」シリーズのキモとなる冷却システムをチェックしていこう。「GeForce RTX 4070 GAMING X SLIM WHITE 12G」は、3枚のファンブレードを連結することで、風圧、エアフローの増加、直進性の高い気流を生み出す「TORX FAN 5.0」を3基搭載する。冷却ファンは、出力側の1基がFAN2、中央と後部の2基がFAN1として認識され、GPUコア温度に合わせて回転数が調整されている。さらに、一定温度以下では回転が停止するセミファンレス機能の「Zero Frozr」に対応している。

ファンサイズは実測で直径87mm。中央と後部の2基はFAN1として回転数が制御され、オーバークロック向けユーティリティ「MSI Afterburner」を使えば回転数を個別に制御が可能。なお出力端子側がFAN2として制御できる

「TORX FAN 5.0」は、ファンブレードの外周が3枚ずつ連結されている

「GeForce RTX 4070 GAMING X SLIM WHITE 12G」を分解して眺める