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リニア特性で荷重35g、軽量オリジナルスイッチ「MSI Sonic Red」とは

CHERRY MX互換形状のメカニカルスイッチである、Kaihuaコラボの「MSI Sonic Redスイッチ」を搭載する

「VIGOR GK71 SONIC」に搭載されているスイッチは、Kaihua ElectronicsのKailhブランドと共同開発を行った「MSI Sonic Redスイッチ」だ。軽快さを特長とする押下圧35gのリニアスイッチで、同様の特性をもつCHERRY MX赤軸の45gよりさらに軽量。メカニカルスイッチとして“世界最軽量クラス”という謳い文句は伊達ではない。また、ストロークは一般的な4.0mmながら、アクチュエーションポイントは1.9mmとやや短接点な仕様。より少ない力での入力が可能な上、より早いタイミングで反応するという、瞬時の反応が求められるゲーミングユースにはピッタリな特性と言える。なお入力耐久は7,000万回以上と、一般的なメカニカルスイッチ同様の耐久性が確保されている。

アクチュエーションポイントにおける打鍵感がなく、押し込むごとに荷重がリニアに増していく仕様。CHERRY MX赤軸に近い特性だが、荷重は10gも軽い

すべてのキーに装着されている、二層構造の「MSI クリアキャップ」。トップ部分を除きクリア仕様になっており、スイッチに搭載されたLEDの光をダイレクトに露出させることができる

そしてそのスイッチのトップを飾るキーキャップには、特徴的な二層構造を備えた「MSI クリアキャップ」を採用。キートップにはシルバー下地でクッキリ見やすいオリジナルフォントを印字、その下部分はクリア仕様になっている。これは普段キーキャップで覆われて減衰してしまう、RGBイルミネーションの効果を最大化するための工夫。スイッチに実装されたLEDの光がダイレクトに拡散するため、従来とは比べ物にならないダイナミックなイルミネーションが楽しめるというわけだ。

通常のキーではほとんど隠れてしまうイルミネーションを余すことなく堪能できる


外周フレームのないフローティングデザインである点もライティングを隠さず楽しめるポイント。なお、ダイヤルやメディアキーにもLEDが内蔵されている

詳細なマクロ登録やライティング設定が可能な「MSI Center」