読込最高5,000MB/sのKLEVV「CRAS C910 Lite」シリーズ
最安価格帯の製品の取り扱いがなくなるなど、一時期の底値からは値上がり基調にあるNVMe M.2 SSD。昨年末からのNANDチップの生産量の是正や、価格の引き上げで、さらに値上がりする気配が濃厚となっている。そんななか、目を付けたのがSK hynixを傘下に収める「SKグループ」の100％出資子会社ESSENCOREが展開しているKLEVVブランドのNVMe M.2 SSD「CRAS C910 Lite」だ。
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KLEVVブランドのDRAMキャッシュレスNVMe M.2 SSDの「CRAS C910 Lite」
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昨年5月にお届けしたInnoGrit製コントローラと3D TLC NANDを採用する
「CRAS C930/C910」とは違いDRAMキャッシュレス仕様となるものの、バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x4)接続に対応し、定番のPhison製コントローラや、厳選された3D TLC NANDを採用している。
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「CRAS C910 Lite」の1TBモデル「K01TBM2SP0-C9L」を取り上げる
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また「CRAS C930/C910」シリーズと同じく、SLC NANDの一部をキャッシュとして使用することでパフォーマンスと耐久性を向上する
「インテリジェントSLCキャッシングアルゴリズム」や、特定ブロックへ書込が集中するのを防ぐ
「グローバルウェアレベリング」、データの信頼性を維持し、NANDフラッシュの寿命を向上する
「LDPC ECCエンジン」などの機能も搭載している。
容量ラインナップは500GB、1TB、2TB、4TBの4モデルを展開。パフォーマンスは容量で異なるが、シーケンシャル読込は最高5,000MB/s、書込は最高4,200MB/sを発揮する。なお、「CRAS C930/C910」シリーズには標準でヒートシンクが付属していたが、「CRAS C910 Lite」は付属していない。
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製品画像が中央に大きくデザインされた紙製のパッケージ。容量は右上の帯で確認できる
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パッケージ裏面には、容量ごとのパフォーマンスが記載されている
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