全7段の拡張スロット
拡張スロットは全7段仕様。ATXミドルタワーPCケースとしては標準的な装備だ。グラフィックスカードが縦にマウントできる垂直スロットの用意はなく、オーソドックスな設計に留められている。ブラックに塗装された拡張スロット金具は通気孔仕様で、7枚が独立してシャーシ内側からインチネジで固定されていた。
トップマウントの電源ユニット搭載スペース
トップカバー内部に収納される電源ユニット。搭載可能とされる奥行きは200mmまでとされ、前方の2.5/3.5インチ共用シャドウベイまでの空きスペースを存分に使う事ができる。ちなみに電源ユニットをトップマウントにしているのは、ボトム部に冷却ファンおよびラジエター増設スペースを確保するため。天板が塞がれているため、外観上は密閉型PCケースと思われがちだが、必ずしもそうではないところが、N127の特徴でもある。
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トップカバーが内部設計上のポイント。多くの自作派が選択する水冷ユニットのラジエターは、トップパネル以外の面を利用する事になる
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トップカバーは着脱が考慮されていないため、電源ユニットは右側面の開口部より挿入する
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標準で装備されるVGAサポートステイ
出荷時よりボトム部にはL字型のステイが固定されている。N127の標準装備品
「VGAサポートステイ」はネーミング通り、グラフィックスカードを支える補助金具だ。
シャーシ底面に2本のネジで固定されたステイは、付属品を収めたジッパー袋の中に同梱されている金具を組み合わせて使用。重量級グラフィックスカードをシチュエーションによって固定方法を変え、下支えすることで歪みや垂れ下がりを防止できる。汎用品が複数流通する中、N127では追加の出費が不要というワケだ。
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出荷時より底面に固定されているVGAサポートステイだが、ボトム面に冷却ファンまたはラジエターを増設する場合、このスタイルで設置する事は不可。マザーボードトレイ側に固定する方法等に変更しなければならない
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オンラインマニュアルに記載された、VGAサポートステイの使い方例。搭載するグラフィックスカードの長さや厚さ、VGAクーラーの形状などベストなカタチを見つけよう
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