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PCケース XPG ADATA PCケース ADATA XPG

ケーブルマネジメント機構

左サイドパネルが視認性の高い強化ガラス製だけに、ケーブル配線はキレイにまとめたい。これを手助けしてくれるのがケーブルマネジメント機構だ。近頃のPCケースでこれを無視したモデルはまず見かける事がない。どんなに廉価版のPCケースでも、裏配線スペースやスルーホールの用意はあるだろう。当然ながらXPG VALOR AIRもケーブルマネジメントを意識した設計がなされている。まず裏配線スペースは公称23.3mmとされ、要所にはスルーホールを装備。魅せる側の左側面には最小限の露出で済むよう、上手にケーブルを取り回していこう。そして実際に組み込みを行う前に、おおよそのレイアウトを想定し、スルーホール位置を確認しておくといい。

マザーボード右側面上下部分に設けられたスルーホール。幅約20mm、長さ約65mmで、ATX24pinケーブルなど主要な配線はここを経由する。なおグロメット等の装備は見送られている


ATX補助電源ケーブルやラジエーター搭載ファンのケーブルが行き交うトップ部のスルーホールは2口	要所には結束バンド固定用フックも確認できる。これらは上手に使いたい


ボトムカバーの付け根部分には2つのスルーホール。ピンヘッダ等の配線に利用できる	CPUソケットエリア付近から裏配線スペースを計測。公称23.3mmだが、この付近ではもう少しスペースが確保できているように見える

「XPG VALOR AIR」の付属品総点検

XPG VALOR AIRの外装および内部構造を見た後は、組み込みに必要な付属品をご紹介しよう。ネジ類は透明な袋に詰め込まれた状態で、ボトムカバー天板にワイヤーでくくりつけられていた。比較的オーソドックスな構造であるため、使用するネジ類に特殊なものはなく、手持ちのネジで十分に代替えが可能なレベルだ。なおマニュアルは1枚紙を折り畳んだ状態で同梱。執筆時現在（6月中旬）、製品サイトにマニュアルPDFのダウンロードサービスは確認できていない。とは言え、自作PC経験のある読者ならマニュアルは不要だろう。


Motherboard & SSD Screws(x18)	PSU Screws(x6)


HDD Screws(x8)	Motherboard Standoff(x3)


Nut Setter(x1)	Cable Ties(x5)


2.5"/3.5" HDD/SSD Tray(x1)	マニュアル

「XPG VALOR AIR」を使って実際に組み込んでみる