ASRock「DeskMini B660」　市場想定売価税込32,780円（2022年7月15日発売） 製品情報（ASRock）

大人気コンパクトベアに旬の第12世代Intel Coreプロセッサ対応モデルが登場

ほとんどATX電源サイズと言っていい、1.92リットルの小型筐体を採用する「DeskMini」シリーズに、期待の新モデル「DeskMini B660」が登場した。スモールフォームファクタ向けのMini-STXマザーボードを採用し、デスクトップ向けCPUが組み込めるベアボーンキット。最新作はIntel B660ベースのシステムで、TDP（PBP）65Wまでの第12世代Intel Coreプロセッサが搭載できる。 ASRockによる合言葉は“Mini Size, Mighty Power”。従来から大幅にパフォーマンスを向上させて一躍自作市場の主役に躍り出た、第12世代Intel Coreプロセッサを中核とした極小サイズのパワフルマシンを組み上げることができる。しかもCPUを含め、ある程度構成パーツのカスタマイズが可能なベアボーンであることから、コンパクト筐体好きの自作派にとっても大注目な製品というわけだ。

超小型PCのベースとして歴代高い人気を誇る「DeskMini」シリーズの最新作。わずか1.92リットル筐体にデスクトップ版の第12世代Intel Coreプロセッサを搭載できる

ちなみに第12世代Intel Coreプロセッサは、より長時間のブースト動作が可能になったことから、その性能を引き出す上で電源回路の重要性が増している。そのため「DeskMini B660」には、コンパクトながら「プレミアム 60A パワーチョーク」や「Dr.MOS」で構成される5フェーズ構成の電源回路を搭載。モジュール冷却のためのヒートシンクもしっかりと備えている。 また、メモリスロットはDDR4-3200MHz対応のSO-DIMM×2で、最大64GBを実装可能。ストレージはPCI-Express5.0（x4）に対応する「Blazing M.2」に加え、基板裏にPCI-Express4.0（x4）対応のM.2スロットを搭載、さらに2.5インチのSATA HDD（6Gbps）×2が組み込める。

“Mini Size, Mighty Power”のキーワードがプリントされたパッケージ。内部にはACアダプタと電源ケーブルのほか、SATA変換ケーブルやネジ、ソールなどが付属品として収められていた

そのほか、Intel I219-VによるギガビットLANを搭載し、Wi-Fiモジュールを組み込めば無線LAN機能の追加も可能。最大20Gbps転送のUSB3.2 Gen2x2 Type-Cをはじめインターフェイスも十分な構成を揃え、画面出力はDisplayPort1.4×1、Alt Mode対応のType-C（DisplayPort1.4）×1、HDMI×1、D-Sub×1の4系統を搭載。最大4画面の同時出力にも対応している。