ベンチマークテスト：ファイナルファンタジーXIV：暁月のフィナーレ
ここからは実際のゲーミングシーンを想定し、ゲーム系ベンチマークや実際のプレイを通じた検証を進めていく。トップバッターは人気MMO RPGの最新バージョン「ファイナルファンタジーXIV：暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークをチョイス。グラフィックス設定は“最高品質”で、解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドット/3,840×2,160ドットの3パターンを選択し、それぞれ計測を行っている。
多人数コンテンツの増加などを踏まえ、従来から評価基準が見直されたベンチマークだが、GeForce RTX 4080のパワーであればまったく問題なし。すべての解像度において最高品質の画質設定で“非常に快適”をクリアしている。フレームレートは4K解像度でも140fps以上をマークしており、最高の環境でプレイできるのは間違いない。4K/144Hzのゲーミング液晶を組み合わせてプレイしたいところだ。
ベンチマークテスト：モンスターハンターライズ：サンブレイク
続いてはモンスターハンターシリーズ最新作の「モンスターハンターライズ：サンブレイク」を動作させ、その挙動を見ていこう。グラフィックス設定は可能な限り高画質になるように設定し、解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドット/3,840×2,160ドットの3パターンを選択、ゲーム内のフレームレートを「CapFrameX」で計測している。
フルHDとWQHD解像度では、CPUがボトルネックになっているようで、フレームレートは250fps台で横並び。より負荷の大きな4K解像度でも150fps以上が出ているため、ここはぜひ4Kの高解像度プレイを楽しみたいところだ。高リフレッシュレートのゲーミング液晶のポテンシャルも十分に引き出せるだろう。
ベンチマークテスト：ELDEN RING
次は広大なフィールドを探索しながら強敵に挑む“死にゲー”ことアクションRPGの「ELDEN RING」を動かしてみよう。テクスチャの品質は“最高”を選択し、解像度は1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドット/3,840×2,160ドットの3パターンに設定、平均フレームレートを「CapFrameX」で計測している。
「ELDEN RING」のPC版はフレームレート上限が60fps止まりのため、すべての解像度において60fpsで頭打ちになっている。しかし最高に設定を盛りつつ、4K解像度でも最大フレームレートに張り付きで動作できている点はお見事。どのようなシチュエーションでもカクつきを心配することなくプレイ可能だ。しかしGeForce RTX 4080の実力を活かしきるには、公式にフレームレート制限が解除されることに期待したい。
ベンチマークテスト：Apex Legends
人気のバトルロイヤル系タイトルにおける挙動もチェックしていこう。まずは「Apex Legends」を可能な限り高品質に設定し、フレームレート制限を解除した状態で実際にプレイした際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。解像度はこれまで同様に1,920×1,080ドット/2,560×1,440ドット/3,840×2,160ドットの3パターンに設定している。
フルHD解像度では300fpsの制限に引っかかっているが、WQHD解像度以上ならGeForce RTX 4080のパフォーマンスをフルに発揮することが可能。4K解像度でも200fpsに迫るフレームレートを叩き出しており、リッチなグラフィックス設定でも滑らかな高解像度プレイを楽しむことができる。
