続いては、定番のeスポーツタイトル「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」で見ていこう。APIには「Vulkan」を選択し、総合品質は“最高”、レンダリングのスケーリングは”100”に設定している。テスト解像度は、フルHD/WQHD/4Kの3種類を選択し、ゲーム内ベンチマークを使って計測を行っている。
ライト級ゲームタイトルのため、各解像度でリフレッシュレート240Hz駆動のゲーミング液晶ディスプレイと組み合わせて、240Hz張り付きプレイを楽しめるフレームレートになっている。
「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と並んで人気のあるバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のパフォーマンスも確認しておこう。画質はできる限り高品質になるように設定し、解像度はこれまでと同じく、3種類で実行している。テストはフレームレート144fpsの上限を取り外した状態で起動し、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録している。
フルHDとWQHD解像度は「Apex Legends」の上限フレームレートで頭打ちになっている。4K解像度でも、244.7fpsのフレームレートを記録している。「G-Master Hydro Z790 Extreme/D5」は、フレームレートを稼ぐために、画質を落としてプレイする必要はないわけだ。
次はミドル級ゲームタイトルの「モンスターハンターライズ：サンブレイク」で見ていこう。画質は最高品質となるプリセットの「高」に設定。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3種類で、ゲーム内の「大社跡」を巡った際のフレームレートを「CapFrameX」で記録している。
「高」設定では、レンダリング解像度（イメージクオリティ）が、150％に設定されるようになっているため、6K解像度近くで、レンダリングされる4K解像度時でも、201.3fpsとゲーミング液晶ディスプレイの性能を引き出した滑らかな描画でプレイを楽しめる。
