ベンチマークテスト：アサシン クリード ミラージュ

「アサシン クリード」シリーズの最新作「アサシン クリード ミラージュ」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「グラフィック品質」は“最高”、「アップサンプルタイプ」は“AMD FSR2”、アップサンプルクォリティは“バランス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。 「アサシン クリード ミラージュ」でも超解像技術FSRの効果は大きく、4K解像度でも平均フレームレートは60fspを上回ることができる。またWQHD解像度なら98fps、フルHD解像度なら121fpsまでフレームレートが上昇しており、最高画質の美しい映像でも快適にゲームを楽しめる。またこれまでのゲームに比べるとビデオメモリの使用量が大きく、高解像度環境では8GBでもビデオメモリが不足気味のため、Radeon RX 7600に比べるとWQHD解像度では約7％、4K解像度では約10％と大きな差がついた。

ベンチマークテスト：アバター:フロンティア・オブ・パンドラ

映画「アバター」シリーズをベースにしたオープンワールドゲーム「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。「グラフィック品質」は“ウルトラ”、「テンポラルアップスケール」は“AMD FidelityFX Super Resolution 3”、「フレーム生成」は“オン”、「スケーリング品質」は“バランス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を実施した。 AMD製グラフィックスカードへの最適化が進んでいるゲームだが、4K解像度ではFSR3を有効にしても50fpsに留まり若干画質を調整したほうがいいだろう。ただし、WQHD解像度なら約70fps、フルHD解像度では約106fpsまで平均フレームレートが上昇しており、最高画質でも快適にゲームを楽しめる。またRadeon RX 7600に対してはフルHD解像度では約2％だが、WQHD解像度では約11％、4K解像度では約19％の差が付き、WQHD以上の解像度ではビデオメモリが8GBでは容量が不足することがわかる。

ベンチマークテスト：F1 23

続いて最新レースゲーム「F1 23」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「詳細プリセット」は“超高”、「アンチエイリアス」は“AMD FSR2”、「アンチエイリアスモード」は“バランス”、テストコースは“バーレーン”を選択し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行った。 「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」と同じくWQHD解像度以上では、Radeon RX 7600はビデオメモリが不足するため10％以上の差がついた。また4K解像度では30fps台とやや厳しい結果になったが、WQHD解像度以下であれば平均フレームレートは60fpsを上回り、実際のテスト中の動画も滑らかに再生することができていた。

ベンチマークテスト：Cyberpunk 2077:Phantom Liberty

重量級のゲームとして知られるオープンワールド型アクションRPG「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」のゲーム内ベンチマーク結果を確認していこう。「クイックプリセット」は“レイトレーシング：ウルトラ”、「解像度スケーリング」は“AMD FidelityFX Super Resolution 2.1”、「AMD FidelityFX Super Resolution 2.1」は“バランス”に設定し、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。 AMD FSR 2.1を有効にしても4K解像度では16.86fps、WQHD解像度では33.44fsp、4K解像度でも50.89fpsまでしか上がらず、Radeon RX 7600 XTではレイトレーシングを無効化したほうがいいだろう。ちなみにRadeon RX 7600との比較では、フルHD解像度やWQHD解像度ではその差は約4％だが、ビデオメモリの使用量が大幅に増加する4K解像度では約9％に広がっている。