「ATTO Disk Benchmark 4.01」でシーケンシャル性能をチェック

「ATTO Disk Benchmark 4.01」でもシーケンシャルアクセス性能をチェックしておこう。

「WD_BLACK SN7100」の「ATTO Disk Benchmark 4.01」結果

「WD_BLACK SN770」の「ATTO Disk Benchmark 4.01」結果

「WD Blue SN580」の「ATTO Disk Benchmark 4.01」結果

先代モデル「WD_BLACK SN770」に対しては、シーケンシャル読込が約38％、書込が約44％、「WD Blue SN580」に対してはそれぞれ約69％と約64％も高いスコアで、従来のミドルレンジやエントリークラスのPCI Express 4.0(x4)SSDとは一線を画す性能を発揮している。また読込は1MB以降、書込は128KB以降ほとんどスコアにブレがなく、転送が安定しているのも特徴だ。

「PCMark10」で実アプリケーションの性能をチェック

続いて「PCMark10：Full System Drive Benchmark」を使い、実際のアプリケーション環境を想定した転送速度をチェックしていこう。

「WD_BLACK SN7100」の「PCMark10：Full System Drive Benchmark」結果

「WD_BLACK SN770」の「PCMark10：Full System Drive Benchmark」結果

「WD Blue SN580」の「PCMark10：Full System Drive Benchmark」結果

総合スコアは3,000を楽に超え、一般的なアプリケーションでもPCI Express 4.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDの中ではトップクラスのパフォーマンスを発揮する。「WD_BLACK SN770」や「WD Blue SN580」との比較では総合スコアは約25％、帯域幅は約22％上回り、アクセスタイムは約8割前後に抑えられている。

「3DMark」でゲーム性能をチェック

続いて「3DMark」に実装されている「Storage Benchmark」を使って、ゲーム環境における性能をチェックしていこう。

「WD_BLACK SN7100」の「3DMark：Storage Benchmark」結果

「WD_BLACK SN770」の「3DMark：Storage Benchmark」結果

「WD Blue SN580」の「3DMark：Storage Benchmark」結果

「WD_BLACK SN770」や「WD Blue SN580」でも平均の2,240を超える2,500台のスコアをマークし、決して遅い訳では無い。しかし、「WD_BLACK SN7100」では20％以上も上回るスコアをマークし、他の2モデルを圧倒する。また平均アクセスタイムは約8割前後に抑えられており、遅延が少ないのも「WD_BLACK SN7100」の特徴だ。